#Tips01

MAYAのStitch ToolでフルNURBSモデリング!


いきなり完成してます。ここまでがたいへんという話もありますが、
Stitch Toolを使う際で、もっとも問題なのが各サーフェスを如何に
分けるか?という点だと思うので参考までに載せておきます。
しかし、私自身かなり迷って作っているんであまり参考にはしない
方が良いやもしれません。
AliasのWEBで「BINGO」のバルーンガールの顔のモデルが手に入るので
そちらを参考にした方が良いです。
これが出来てからバルーンガールのモデルを見たのですが
なるほどと感心することが多かったです。
ちょっと自慢すれば意外と近かったんだな。これが。

念のため書いておきますが、首周りは適当です。これではダメです。

これがそのシェーディング画面。しかしPA使ってた人間からすると
良くなりましたねえ。ほんと。PAだとレンダリングしないと確認できなかったもの。
見てのとおり、じじいなのでそれなりにシワシワというかボコボコです。
意図していない起伏もありますが、テクスチャーで分からなくなるんですね。
これがお肌ツルツルの女性だったりするともっと気を使わないといけなくなるわけです。
ポイントとしては、各サーフェスのスパン数はなるだけ少なくすること。必要なスパン
はありますが多くてもいじれなくなるだけなのでぎりぎりのスパンで押さえる。
さらに全体でなるだけ均一なスパン間隔にすること。
これは作ってみれば分かることですが、例えばこの作例の首のあたりのように
スパン間隔がやたら広いところとか狭いところとか出来ちゃうと形状も作りにくいし
テクスチャーに関してもいいことはないです。
これは計画的なモデリングが必要です。
TipsはRebuildSurfaceをうまく使うぐらいですね。あとはチクチクいじる。

そしてこれがテクスチャーを張った後のシェーディング画面。
いや、ほんと良くなりましたね。PAと比べると夢のようですな。
実はこのUVマッピングのテクスチャーを描くにはちょっとしたTipsがあるのですが
内緒です。というかたいしたことではないのですけど、またの機会に。
ちなみに3Dペイント等のソフトはいっさい使ってません。
Photoshop一本です。

最終的なモデルです。
羽根の部分とか人によってはFurだと思われた方もおられたようですが見てのとおり
ただの透明マップです。結構重なってるんで力技ですが。
作業時間としてはそれなりにだらだらと作って実作業4〜5日といった感じでしょうか。
まだ確信はありませんが慣れの問題でポリゴンで作るよりも早いかもしれないと
ちょっと思ってたりもしてます。表情つけるのもポリよりもいい結果がでると
思われますし、Stitch Toolは相当強力なツールではないかと思ってます。
別に宣伝ではないですけど。
これの画像→

以上Tipsでした。全然足りないような気もしますがそのうちもうちょっと詳しいのを
載せるかもしれません。
質問、要望、苦情、等々ありましたら、BBSかメールでよろしくお願いいたします。